ジャンプ力に定評のある前田

ジャンプ力に定評のある前田が書くブログ

お母さんごめんなさい、ツンデレ園児喫茶に行きました

 

熊本のお母さんへ

お元気ですか?

僕は京都で元気にやってます。

お母さんに隠していた事があります。

それはツンデレ園児喫茶に行った事です。

ツンデレ園児喫茶とは

メイド喫茶ツンデレ園児バージョンのことです。

今回はその話をします。

   

それは友達と初めて東京に旅行に行った時の事です。

せっかく東京に来てるという事で3人で東京らしいところに行きまくっていました。

 

その中の一つとして秋葉原メイド喫茶に行ってみようという話になりました。

 

しかし、普通にメイド喫茶に行っても面白くありません。

僕は「せっかくならツンデレコースがあるお店に行こう」と提案しました。

 

 

友達は乗り気ではありませんしたが半強制的にツンデレコースがあるお店を調べて連れて行きました。

その時はまだ、ただのツンデレコースのあるメイド喫茶という認識だったんです。

 

 

3人ともメイド喫茶自体は初めてで、

店の入っているビルの前で友達2人は「マジで行くの?」と言っていましたが

ここで引き返してなるものかと男気を見せつけエレベーターに乗り込み、ボタンを押しました。

 

 

エレベーターの扉が開きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園児の格好をした成人女性が目の前に立っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ろうかと思いました。

 

 

 

 

 

その情報は聞いてません。

妹系をウリにしてることとか、ちょうどその日が園児dayだったこととか聞いてない。

 

でも、入ってしまった。

 

 

 

 

もう席に座るしかない…

 

 

 

 

 

妹がいること

席に案内されて僕はツンデレコースを選択、友達2人はビビって園児が普通に接してくれるノーマルコースを選択しました。

 

席に着いた3人は皆、深く後悔していました。

 

 

 

なぜなら、3人とも妹がいるからです。

 

 

 

妹がいる人は妹キャラで萌えることは絶対にないのです。

 

しかも、目の前にいるのは成人した園児。

どこをどうひねっても そそられません。

 

 

 本気でこわいツンデレコース

 その園児が飲み物をノーマルコースの友達に持ってきました。

「お兄ちゃん!オレンジジュースだよ!私が頑張って入れたから飲んでね♡」

 

友人は「は、はい…」と言っていました。

 

これがノーマルコースです。

 

 

 

この状況がノーマルなのかは僕には分かりません。

 

 

 

 

しばらくすると今度はその子がめちゃくちゃ不機嫌そうな顔で飲み物を持ってきました。

 

手に持っているのは僕の飲み物です。

 

さっきの彼女の笑顔がウソのようです。

そして、こちらに迫り来るその勢いがすごいです。

 

 

 

そして彼女はその飲み物を机にドンっと置いて、

思いっきり飲み物を机にこぼして帰って行きました。

 

 

 

 

 

 ここの店は接客態度が悪いなと思いました。

 

 

 

 

 

「せっかくお前のために作ってやったんだからちゃんと飲めよ」的な捨て台詞も吐かれ、僕は「すみませんでした」と言いました。

 

 

 

 

友達がゴミ

園児がこぼした飲み物を僕のポケットティッシュで拭くように命ぜられて、

それに従ってる間に、友人と園児との会話を見てたんですが友達がゴミでした。

 

園児「今日は来てくれてありがとね♡」

 

友達A「ああ、はい。」

 

園児「お兄ちゃん達っていくつなの?」

 

友達A「19です。」

友達B「僕はまだ18です。」

 

 

園児「へえーそうなんだー!お兄ちゃんたち大人っぽいね!」

 

友達A「ああ、はい…。」

 

 

園児「お兄ちゃんたちは今日はどこに行って来たの?」

 

友達B浅草寺アメ横に行って来ました。」

 

園児「へえーいいなー!楽しかったー?」

 

友達B「はい、楽しかったです。」

 

 

 

 

 

面接を見ているようでした。

 

 

 

 

こんなゴミのようなコミュケーションスキルの男にさえ、園児のキャラを守りつつ会話を膨らませようとする彼女らは大人だなと思いました。(大人です。)

 

 

 

 

前田が漏らしそうになるまでの12プロセス

このあと、僕はおしっこを漏らしそうになります。

詳しく書くと話が長くなるのでその過程をまとめました。

 

1.飲み物を飲もうとするもストローに切れ込みが入っていて飲めない

 

2.ストローなして飲むも味がドブ味。まずそうな顔をちょっとでもすると怒られる

 

3.さらに、「せっかくストローさしてやったのになんで使わないの?最低!」と怒られる

 

4.切れ込みの入ったストローで思いっきり吸っうと意外と飲めるがその際にズゥーーーーという下品な音がする

 

5.もちろん、行儀が悪いと怒られる

 

6.飲む方法が全くないので飲まないでいるとそれはそれで怒られる(ドブ味なので飲みたくないが)

 

7.園児の目の前でストローで飲むように言われる。

 

8.目の前で音を立てないように繊細な息遣いで飲むが音を少しでも立てると怒られる。(めちゃくちゃ緊張してトイレに行きたくなる)

 

9.園児が席を離れている間にストローを使わずに飲み干すが、グラスに入っている大量の氷も完食するように命ぜられる(追い詰められてまくって、さらにトイレに行きたくなる)

 

10.前田、トイレに逃げることを決意

 

11.前田、トイレの場所を聞く。喋ったので怒られる。

 

12.「トイレくらい自分で探せ」と言われる。

 

 

 

 

園児がいきなりデレになる

絶望感に打ちひしがれていた時、園児がやって来てこう言いました。

 

園児「さっきは冷たくしてごめんね(´・_・`)構って欲しかっただけなの(´・_・`)許してくれる?」

 

いきなりデレが始まったので、僕はゴミのような受け答えをしてしまいました。

 

 

 

 

前田「あ、はい。」

 

 

 

 

 

 

 

熊本のお母さんへ

お母さん、僕はこの体験を経て学んだことがあります。

 

 

それはメイド喫茶初心者ならツンデレコースを選んだ方が良いということです。

初心者は普通のメイド喫茶のようなテンションで来られると「あ、はい」みたいなゴミのようなコミュケーションしか出来ないことが判明しました。

ツンデレコースならとりあえず「すみません」と謝っておけばコミュケーションが成立するのでそこそこ会話を楽しめます。

 

 

 

お母さんもぜひ行ってみてください。

お客さんとして行ってもいいし、店員さんになるのもアリだと思います。

 

【今日の俳句】

土は茶色い