ハロウィンでワレモノのコスプレをしたら死体と間違われた
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■ハロウィンにワレモノのコスプレしたら死体と間違えられた先日、北山ハロウィンというイベントに参加しました。
京都北山ハロウィン 2016 | KYOTO KITAYAMA HALLOWEEN 2016
@renachy
— いくじゅん (@aioutaou) 2016年10月29日
北山ハロウィン
れなちライブ!
「ドカン!ピンク爆弾!」
ノリのいい!コナンくんコスプレ軍団!#北山ハロウィン pic.twitter.com/xcHFr8wRtJ
#北山ハロウィン🎃#おおむらこ pic.twitter.com/Rd2jCAxzVi
— にしむらこ (@N123Asuka) 2016年10月29日
ハロウィンに仮装とかライブとか手作りマーケットとかを楽しむ19年続いているイベントです。
このイベントに1000円払って僕一人で参加しましたが、
僕は飲み食いもせず、誰ともほとんど会話せず、ステージ企画も見れずに、トイレも行かずに3時間半ずっと同じ場所に同じ体勢でいることになりました。
ワレモノの仮装をしたからです。
3時間半ずっとこうやって横たわってました。
以前、Amazonほしくないものリストを公開していたら
つり革をイタズラで送られてきたことがあるのですが
今度はプチプチ40mがロールで送られて来ました。
使いきれるかこんなもん。
ただ、今回も一応、わざわざこれをお金を払って買って送ってもらったので
ちゃんと使おうと考えました。
その結果がこれでした。
結果的にハロウィンイベントの前日に送られてきたので丁度よかったです。
当日の現場などで様々な疑問を投げかけられたので今回はそれにQ&Aで答えていきたいと思います。
どうやってここまで来たの?
会場までは普通の格好で自転車で来て、
会場で知らない人に声をかけて梱包して貰いました。
立った状態で梱包されたのですが
プチプチを巻いた後に半透明のガムテープでぐるぐる巻きにされてガッチガチになってて身動きが取れなかったので
そこから地面にゆっくり倒すところまでやってくれました。
「人」という漢字のように支えながらです。
寒くないの?
確かに僕は半裸になってその上からプチプチを巻き付けられていましたし、
会場も夜の屋外でした。
しかし、普通に暖かかったです。
プチプチといえば冬は断熱材として窓に貼るような家庭も多いんじゃないですかね?
身体に巻くことでその効果を身をもって知りました。
梱包を解く時も他の人に解いて貰いましたが、プチプチが汗でベタベタしてるのが申し訳なかったです。
石のタイルに3時間半も寝てて痛くなかった?
これも驚きなのですが、非常に寝心地が良かったです。
プチプチって想像以上にクッション性が高いんですね!
これもワレモノの気持ちになって初めて知りました。
寝るという体勢は
七夕に笹のコスプレをして立ち続けた経験に比べたら非常に楽なものでした。
暇じゃ無かった?
暇でした。あまりに暇なので自分で自分をプチプチしていたのですが、
プチプチを潰す度に、防寒性が失われていました。
ワレモノのコスプレだと理解してくれた?
全く理解されませんでした。
みんな「猟奇的殺人鬼にやられた死体」 だと思っていたようです。
ぼくの姿を見てすぐにコナン軍団が集まって来ました。
ぼくを遺体に見立てて、その周りで即興の劇をやっていたようでした。
劇が終わった後、周りで拍手が起きていました。
また、骸骨も隣に並んで写真を撮っていました。
白骨化した遺体だそうです。
容疑者っぽい人がたくさんいたのも「猟奇的殺人鬼にやられた死体」 だと間違われた原因の一つだと思います。
ぜったい死体やとおもってコナンくんたちに解決してもらおうとしたりしたけど、死体じゃなくてワレモノのコスプレだったなんて、、ワレモノやのに、死体や!死体!って騒いでるやつが横にいてもワレモノを貫くために一言も発さなかったなんて、、プロすぎ、、、 pic.twitter.com/N8e0pOVMjp
— 佐藤圭方里(かおりす)@ぷちり*なぷっち (@RCS_kaoris) 2016年10月29日
ワレモノの仮装の人、プチプチの中に生きた人が入ってるとは全く思ってなかったから、普通にすぐ傍に立って1人でオムライス食べてたプリ。生き物だったのか、、
— プリン (@dontsummer3) 2016年10月29日
あまりにも動かなかったので
コスプレしたおじさんが定期的に「生きてるか?」と声をかけてくれていました。
五感はどれくらい使える?
嗅覚:×
頭の部分も半密閉状態なので嗅覚はもちろん使えませんでした。
味覚:×
そもそもガッチガチに梱包されているので物を食べることが出来ませんでした。
(ちなみにイベント終了後に周りを見たら、パフォーマンスとして誰かが気にいってくれたのかお菓子が添えてありました。それは普通に美味しく頂きました。)
視覚:×
視覚も中からは物のシルエットがギリギリ分かるくらいで、ほぼ無に等しいです。
なのでステージ企画は何をやっているのか全く分からなかったし、周りの人がどんな仮装をしているのかすらも分かりませんでした。
あと、遠くから無線のやり取りが聞こえてきて警察のシルエットが見えた時は死ぬほど焦りました。
実際はただのコスプレでしたが、
それくらいこの警察官は仕上がってましたね。
触覚 :×
プチプチの上から触られる事になるので触られてるのかよくわかりませんでした。
それもめっちゃコナンくんの犯人に包丁(おもちゃの)で乳首つんつんされてたのにそれでも微笑むだけでしゃべらなかった、、、すごい、、、
— 佐藤圭方里(かおりす)@ぷちり*なぷっち (@RCS_kaoris) 2016年10月29日
ちなみにコナンの犯人だけでなく、
女の子2人組にも同じようなイタズラをされました。
聴覚:○
唯一聴覚が頼りでしたが、逆に不安になる情報が耳から入ってくることも多かったです。
「この上でシャケ切ろうぜ」
と聞こえて来た時は意味が分からなすぎて怖かったです。
結果こういうことでした。
カオスすぎるだろこれ。
まとめ
三時間半もの間、身体を一切動かさず、無言でずっとこの場に横たわり続けたのですが、聴覚だけでもなかなか楽しめました。
僕を見た人の悲鳴とか、周りに人だかりができている感じは音でなんとなく分かるのでそういうのが良かったですね。
おじさんにはお菓子を貰って
女の子にイタズラされるという
トリック アンド トリートなハロウィンでした。
【今日の俳句】
料理における砂糖の使い方が分かってきた