母親に怒られてムカついたので家の庭で野グソしてやった話
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■ハロウィンにワレモノのコスプレしたら死体と間違えられた
皆さんは小学生のころ、
母親に怒られてめちゃくちゃムカついた経験はありませんか?
僕はありました。
そのムカムカの発散の仕方が野グソでした。
一人の小学生の少年がどのような動機で野グソをするに至ったのか。
どのような手口で野グソをしたのか。
どのように犯行が発覚したのか。
少年のその後について語りたいと思います。
※写真は野ばらです。
犯行の動機
犯行に及ぶ15分前
少年Mは母親に怒られていました。
怒られた理由は本当に些細なことだったと思います。
彼はムカついていました。
母親ではない何かにです。
母親の言っていることは正しい。
でも怒られたことにはムカムカする。
正直、このムカムカをどこに発散したらいいのか分からない状態でした。
「とりあえず、家の外に出よう」
そう思って家を出た少年の目に飛び込んできたのは我が家の広い庭でした。
「こんな広い庭で野グソをしたら、さぞ気持ちよかろう」
少年はムカムカを晴らしたいあまりそのような衝動に駆られたのです。
犯行の手口
しかし、いくら何でも野グソを人に見られるのは嫌です。
そこで少年は
しばらく庭を歩き回り死角を発見しそこで犯行に及びました。
まずは犯行現場の周囲の状況を見てみましょう。
周囲を住宅に囲まれています。もちろん各隣家には全方位に窓があります。
しかし少年はその中で堂々と犯行に及んだのです。
結論から言うと、彼の見つけた死角はここです。
母親の車の後ろです。
なぜここが死角になりえたのか検証していきましょう。
北側道路からの死角
犯行時、
家には車が一台停まっていました。
車が隣に駐車されているタイミングと野グソするタイミングが偶然にも一致していたのです。
母親の車の後ろは図のように
北側道路の通行人からの完全な死角になっていました。
西側隣家からの死角
西側からは図のように背の高い草が視界をシャットアウトしていました。
少年は自然を利用して犯行に及んだのです。
農家からの死角
農家の家や畑からは完全に見えています。
どうしようかと思っていたとき、農家だった祖父の言葉を思い出しました。
「外でウンコなんて普通にしてたし、肥料にもなってたからねぇ」
これを思い出し、じゃあ別に高齢の農家の人に見られてもいいのか!と考え、ウンコしました。温故知新です。
南側隣家からの死角
南側隣家の北側には窓は少なかったのですがこの位置についている窓からは見られる可能性がありました。
その窓がついているのは台所でした。
しかも夕方だったのでちょうど夕食を作る時間でもあります。
しかし少年は南側の土地との高低差を利用して死角に隠れることができたのです。
南側の土地との間にはかなり大きな高低差がありました。
断面図を見てみましょう。
このように角度がつくことで死角ができていたのです。
東側隣家からの死角
高低差もないので西側の窓を開けられたらモロ見えでした。
しかし、少年はそこでやってのけたのです。
なぜ、それでもできたか....
勘のいい方はもうお分かりかと思いますが、正解は
眩しい西日です。
西日が眩しいのでそもそもカーテン類は開けないはず。
もし開いたとしても眩しくて野グソしている姿は認識できないはず。
少年はそのように考えたのです。
以上が犯行の全貌です。
このように少年は
タイミングを見計らい、自然を生かし、歴史から学び、高低差を巧みに利用し、そして太陽を味方につけることで完璧な犯行に及ぶことができたのです。
唯一の誤算はその西日のせいで
野グソしている姿の影が母親の車からはみ出たことくらいでした。
まあ、特に問題は生じませんでしたが。
犯行の発覚
犯行を済ませた後、少年は母親を庭に呼びつけました。
自らの犯行を母に知らしめてやりたい、その想いから少年はなんと自白したのです。
少年は母親にこう自白しました。
「ムシャクシャしていたので庭に野グソした。」